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2024年7月17日(水)岩田勉強会(スタートアップ勉強会)を開催しました。
2024/07/19

 2024年7月17日、岩田彰一郎氏が支援する4社のベンチャー経営者にご登壇いただき、33名の会員が参加した、「岩田勉強会」を開催いたしました。

 【一柳理事長】

 本勉強会は第一号調査研究会研究報告「実践的な起業家の育成とスタートアップの社会的活用に向けて」の提言を受けて、先進的協業モデルの構築を目指して岩田氏が中心となりスタートした「岩田委員会」の第一歩として会員向けに開催されたものです。

    【岩田氏】

 まず一柳理事長から本社団が単なる提言にとどめることなく、動く社団として会員の総力を挙げて、具体的行動につなげることを目指しており、今回の勉強会もその一環である旨の挨拶をいたしました。

 続いて岩田氏より「スタートアップをめぐる現状と課題」と題して基調講演が行われました。 社会的意義があり経営者が人間的成長を図ろうとするベンチャーとWIN=WINの協業関係を構築し、三方良しとなる形で、ベンチャーを応援するだけでなく、大企業も成長の原動力とするエコシステムの構築を目指すべきとのお話をいただきました。

 次に事例紹介とパネルディスカッションとして、Arithmer(アリスマー)㈱代表取締役社長大田佳宏氏、セーフィー㈱代表取締役社長佐渡島隆平氏、タイムリープ㈱代表取締役望月亮輔氏、㈱Hacobu代表取締役社長佐々木太郎氏に登壇いただき、各社のビジネスの概要をご説明いただいた後、㈱四季代表取締役富原麗美氏のファシリテートで、「大企業とベンチャーの協業あるある(嬉しかった取引、辛かった取引)」について4名の経営者の皆様からお話をいただきました。

 またこの後、お弁当をいただきながら和やかな雰囲気の中、参加された会員の皆様からの質疑応答が時間いっぱいまで続きましたが、その中で具体的な個別相談を希望される会員の方もいらっしゃいました。

 その後会場を移し、斉藤惇理事より乾杯のご発声をいただき、懇親交流会を行いました。

先ほどの勉強会での質疑応答の盛り上がりがそのまま続き、ベンチャー経営者との個別相談や参加者相互の活発な交流、意見交換が行われていました。

最後に中締めは岩田氏にお願いし、一柳理事長のリクエストにより“万歳一本締め”で懇親会を締めていただきました。

                【懇親会風景】

参加された会員の皆様の声(抜粋)
<Aさん>
大変勉強になりましたし、経営者として大きな刺激となりました。Hacobuの佐々木さんの世の中の課題を解決する姿に、少し焦りに近い刺激をもらい頑張ろうという気持ちに改めてなりました。
<Bさん>
皆さま先を見据えて世の潮流を的確に捉え、それをビジネスにされ、かつ社会の課題に貢献する事業であることに感心いたしました。ベンチャー企業との協業ということも大切な選択肢だということも学ばせていただきました。
<Cさん>
1兆円企業になるため、大手のアセットを最大限活用するための知識、SOの活用なども学ばせて頂く機会となりました。本日頂いた知識を自社におきかえ、1つでも行動を起こし、知恵に変えて自分も会社も成長していけるようにしていきたいと思います。
<Dさん>
皆さんがそれぞれに、「社会課題を解決したいという志」と「現場主義」を強く意識されていることが印象深く、「志」と「現場主義」の重要性を再認識しました。本研究会の成果が、今後我が国の行動変容のロールモデルや先進的協業モデルの構築へ繋がって、社会にインパクトを与えていくと感じる勉強会でした。
<Eさん>
AIの活用について強い関心を持ちました。是非、提携の方向で話をしたい。

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